性と妊孕性の基礎知識のよくある質問
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受けられますが、今は自費になります。公費での接種は小学 6 年生から高校 1 年生相当の女子が対象で、対象の年齢を過ぎた人のための無料の接種(キャッチアップ接種)は、2025 年 3 月までに始めた人の残りの接種も含めて、2026 年 3 月 31 日で終わりました。20 歳を過ぎたら、2 年に 1 回の子宮頸がん検診もすすめられています。
くわしい記事: 将来の妊娠のために、20 代で知っておきたいことはありますか?、子宮頸がんワクチン(HPV ワクチン)は、受けたほうがよいですか?
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急いで決める必要はありません。卵子凍結は、将来の妊娠・出産を約束するものではありません。また治療は自費となるため保険診療よりも高額な費用がかかります。実際に凍結した卵子が使われるのは、1 割ほどと言われています。日本生殖医学会は、医学的な理由のない卵子凍結の採卵は 36 歳未満が望ましいとしています。費用や体への負担も含めて、よく知ったうえで考えることが大切です。
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72 時間を過ぎてしまったら、緊急避妊薬はもう効きませんか?
あきらめずに、産婦人科に相談してください。日本の緊急避妊薬は、性交のあと 72 時間以内に飲む薬です。ただ、日本産科婦人科学会は、120 時間までは効果が期待できるとしています。時間がたつほど効果は下がるので、できるだけ早く相談することが大切です。
くわしい記事: 避妊に失敗したかもしれないとき、まず何をすればよいですか?
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多いのは、打ったところの痛みで、半分以上の人に起こります。痛みの多くは、数日でおさまります。腫れや赤み、頭痛も、10 人に 1〜5 人ほどにみられます。痛みや緊張がきっかけで気を失うことがあるので、接種のあと 30 分ほどは座って待ちます。接種のあとに、さまざまな症状が出たという報告もありますが、厚生労働省は、ワクチンとの因果関係は証明されていないとしています。頻度はわかっていませんが、重いアレルギー反応などが起こることもあるとされています。気になる症状があるときは、まず接種した医師やかかりつけの医師に相談してください。各都道府県には、症状を診療する協力医療機関があります。健康被害が起きたときには予防接種健康被害救済制度があり、窓口は住んでいる市区町村です。
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HPV ワクチンを受けたら、子宮頸がん検診は受けなくてよいですか?
ワクチンを受けても、検診は必要です。ワクチンは、がんの原因になるすべての型の HPV を防げるわけではないからです。日本産科婦人科学会も、ワクチンと検診はどちらも欠かせないとしています。国の指針では、20 歳になったら、子宮の入り口の細胞を調べる検査(細胞診)を 2 年に 1 回受けることになっています。2024 年 4 月からは、30 歳以上の人に、HPV に感染しているかを調べる検査を 5 年に 1 回行う方法も、市区町村が選べるようになりました。どちらの方法か、費用の補助があるかは、住んでいる市区町村で確かめておくと安心です。
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性器クラミジア感染症は、性感染症の一つです。症状がほとんどないまま進むことが多く、気づかないうちに卵管がふさがって、あとで不妊の原因になることがあります。日本生殖医学会は、卵管がふさがる原因として、性器クラミジア感染症が多いとしています。コンドームを正しく使うことが、予防のいちばんの方法です。気になることがあれば、パートナーと一緒に検査を受けておくと安心です。保健所によっては、匿名・無料で検査を受けられます。
くわしい記事: 将来の妊娠のために、20 代で知っておきたいことはありますか?
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影響することがあります。クラミジアは症状がほとんどないまま進むことが多く、卵管がふさがって、あとで不妊の原因になることがあります。コンドームを正しく使うことが予防のいちばんの方法です。気になることがあれば、パートナーと一緒に検査を受けておくと安心です。
くわしい記事: 将来の妊娠のために、20 代で知っておきたいことはありますか?
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コンドームが破れたとき、性感染症の検査はいつ受ければよいですか?
検査で感染がわかるようになる時期は、性感染症の種類によって違います。梅毒の血液検査は、心配なことがあってから 4 週間以上たってから受けることがすすめられています。4 週間後に陰性でも心配が残るときは、3 か月後にもう一度確かめると安心です。クラミジアの尿などの検査は、保健所によって 10 日ほどから 1 か月ほどと目安に幅があるので、受ける前に確かめておきます。HIV の抗体検査は、1 か月以上たっていれば陽性を見つけられることが多く、陰性を確かめるには 3 か月以降にもう一度受けることがすすめられています。保健所では HIV の検査を無料・匿名で受けられ、クラミジアや梅毒を調べられるところもあります。しこりや発疹、おりものの変化など気になる症状があるときは、検査の時期を待たずに受診してください。
くわしい記事: 避妊に失敗したかもしれないとき、まず何をすればよいですか?
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あります。体のエネルギーが足りなくなると、脳が卵巣への指令をお休みして、月経が止まることがあります。運動をよくする人では、やせていなくても起こることがあります。女性ホルモンが少ない状態が続くと、骨が弱くなりやすくなります。体重が戻ると、月経が戻ることが多いとされています。月経が止まってしまったときは、原因を確かめるためにも産婦人科に相談してください。
くわしい記事: 月経不順は、妊娠のしやすさに関係しますか?
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ピルを飲み始めてから、吐き気や不正出血があります。続けてよいですか?
飲み始めに、吐き気や不正出血、頭痛、乳房の張りが出ることがあります。多くは 3 か月ほど続けると軽くなり、薬を変えると落ち着くこともあります。体重が増えることとの関係は、認められていません。激しい腹痛や胸の痛み、息苦しさがあるときは、飲むのをやめてすぐに受診してください。激しい頭痛や見え方の異常、手足のまひ、ふくらはぎの痛みやむくみも同じです。気になる症状は、処方した医師に相談しておくと安心です。
くわしい記事: 低用量ピルとは、どのような薬ですか?
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何錠の飲み忘れで対応が変わるかは、ピルの種類やシートのどこで忘れたかによって違います。まず、ピルの説明書を確かめるか、処方した医師や薬剤師に相談してください。WHO の資料では、続けて 3 錠以上(ピルの種類によっては 2 錠以上)飲み忘れたときは、気づいたらすぐに 1 錠飲み、7 日間はコンドームなども使うとしています。そのうえで、その前の 5 日のうちに性交があれば、緊急避妊薬を考えます。
くわしい記事: 避妊に失敗したかもしれないとき、まず何をすればよいですか?
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ピルを飲むと、血栓症が少し起こりやすくなります。1 年間に 1 万人あたり、使っていない人で 1〜5 人、使っている人で 3〜9 人とされ、妊娠中(5〜20 人)や出産のあと(40〜65 人)より少ない数です。足の急な痛みやむくみ、急な息苦しさ、胸の痛みやひどい頭痛があるときは、すぐに受診してください。35 歳以上で 1 日 15 本以上たばこを吸う人は使えません。
くわしい記事: 避妊の方法には、どのようなものがありますか? 確実さはどのくらいですか?、低用量ピルとは、どのような薬ですか?
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ピルは妊娠を防いでも、性感染症は防げません。性感染症を防ぐ働きがあるのは、避妊の方法のなかではコンドームだけです。厚生労働省は、コンドームを正しく使うことがいちばん大切だとしています。ピルとコンドームを組み合わせると、妊娠と性感染症の両方を防ぎやすくなります。ただ、コンドームでも完全に防げるということではありません。
くわしい記事: 避妊の方法には、どのようなものがありますか? 確実さはどのくらいですか?、避妊に失敗したかもしれないとき、まず何をすればよいですか?
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ピルは、排卵を一時的に止める薬です。やめてから3ヶ月ほどは、妊娠する確率が少し低めという研究もあります。長く飲んでいたかどうかは、その後の妊娠のしやすさに影響しないとされています。ピルをやめた人のおよそ 87% が、1 年以内に妊娠したという報告があります。妊娠のしやすさは、そのときの年齢などによります。
くわしい記事: 避妊の方法には、どのようなものがありますか? 確実さはどのくらいですか?、低用量ピルとは、どのような薬ですか?
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性交のあと 72 時間以内に、できるだけ早く飲むほど効果が高いとされています。2026 年 2 月 2 日から、処方箋がなくても薬局で買えるようになりました。研修を受けた薬剤師から、飲む本人が買い、その場で飲みます。販売できる薬局は厚生労働省の一覧(https://www.mhlw.go.jp/stf/kinnkyuuhininnyaku_00005.html)で探せるので、前もって電話で確かめておくと安心です。産婦人科で処方してもらうこともできます。
くわしい記事: 避妊の方法には、どのようなものがありますか? 確実さはどのくらいですか?、避妊に失敗したかもしれないとき、まず何をすればよいですか?
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飲んでから 3 週間後を目安に、妊娠検査薬で確かめるか、産婦人科を受診します。市販の妊娠検査薬は、月経の予定日から 1 週間ほど過ぎてから使うことがすすめられています。早すぎると、妊娠していても陰性と出ることがあります。月経が 1 週間以上遅れるときや、いつもより量が少ないときも、妊娠していないかを確かめてください。
くわしい記事: 避妊に失敗したかもしれないとき、まず何をすればよいですか?
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3 か月以上月経が来ないときは、妊娠を考えていなくても、産婦人科に相談してください。これまであった月経が 90 日以上止まっている状態を、続発性無月経といいます。月経が遅れているときは、まず妊娠していないかを確かめます。妊娠を望んでいて月経不順があるなら、年齢にかかわらず早めに相談するのがよいとされています。
くわしい記事: 月経不順は、妊娠のしやすさに関係しますか?
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我慢せずに、産婦人科で相談しておくと安心です。子宮内膜症は 20〜30 代で起こることが多く、強い月経痛の原因になります。子宮内膜症の人の半数近くが不妊に悩むともいわれていて、日本生殖医学会も、月経痛が強い人には、早めに相談することをすすめています。
くわしい記事: 将来の妊娠のために、20 代で知っておきたいことはありますか?
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月経不順のときは、排卵がうまく起きていないことがあり、妊娠しにくくなる原因の一つになります。ただ、周期が長くても、多くの周期では排卵が起きています。排卵が起きていないとわかっても、排卵を助ける治療があります。妊娠を望んでいるなら、早めに産婦人科に相談しておくと安心です。
くわしい記事: 月経不順は、妊娠のしやすさに関係しますか?
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子宮の中に小さな器具を入れ、器具から少しずつ出るホルモンで妊娠を防ぐ方法です。一度入れると、最長 5 年ほど続きます。医療機関で入れてもらいます。WHO の資料では、定期的な性交渉がある方で子宮内避妊システムを装着して1 年間に妊娠してしまった人は 100 人中0.5 人程度とされています。妊娠は防げても、性感染症は防げません。やめるとすぐに、妊娠できる状態に戻ります。
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子宮頸がんの多くは、HPV というウイルスに長く感染し続けることで起こります。HPV は性交でうつるウイルスで、性交の経験がある女性の 50〜80% が、一生に一度は感染するとされています。とてもありふれたウイルスです。感染しても、およそ 90% は 2 年以内に、体の免疫のはたらきで自然に消えます。消えずに感染が続いた一部の人で、何年もかけて、がんになる前の段階(前がん病変)を経て、子宮頸がんになることがあります。患者さんは 20 代から増え始め、30 代までにがんの治療で子宮を失う人も、1 年間におよそ 900 人います。25〜39 歳の女性のがんによる死亡では、2 番目に多いがんです。
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射精を控えて精子をためても、妊娠しやすくはなりません。頻繁に射精すると男性の妊よう性が下がるという考えは、広く信じられている誤解とされています。禁欲の日数と精子の状態を調べた研究をまとめると、禁欲が長いと、精子の数は多くなるものの、まっすぐ進む精子の割合がわずかに下がりました。精子の DNA が傷ついている割合も、わずかに多くなっていました。禁欲が短いほうが、精子の質はよいと考えられています。精液検査を受けるときは、決められた日数(2〜7 日)だけ射精を控えます。これは検査の結果をそろえるための決まりで、ふだんの過ごし方とは別のものです。
くわしい記事: 性交の回数やタイミングは、どのくらいがよいのでしょうか?
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エストロゲンを含む低用量ピルは、日本では授乳中は使えません。授乳していなくても、産後 4 週以内は使えません。授乳中に飲めるようになる時期は資料によって違い、OC/LEPガイドラインでは産後 6 か月以降としています。黄体ホルモンだけのピルは授乳中も使えないということではありませんが、母乳に移るため、授乳を続けるかを医師と相談します。子宮内避妊システムは産後 6 週以上たってから入れ、授乳中は第一の選択にはしないとされています。
くわしい記事: 低用量ピルとは、どのような薬ですか?
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食事で性別が変わるという研究は、ないわけではありません。けれど、たくさんの比べ方を繰り返したための偶然の結果と考えられるものがあります。たとえば、朝食のシリアルで男の子が増えるとした研究には、検定を繰り返したための見かけの結果だという反論が出ています。腟の中を酸性やアルカリ性にするゼリーや、カルシウムなどのサプリメントで性別が変わるという確かな研究は、見つかっていません。体に入れるものは、使う前に医師に相談しておくと安心です。
くわしい記事: 男の子・女の子の産み分けは、できるのでしょうか?
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性感染症は性交でうつる病気で、オーラルセックスでもうつります。クラミジアと淋菌は、女性では症状がほとんど出ないことが多く、気づかないまま卵管に炎症が広がると、不妊や子宮外妊娠の原因になることがあります。梅毒は、感染から 1 か月ほどで痛みの少ないしこりができ、数か月後に発疹が出ますが、どちらも自然に消えてしまうので気づきにくい病気です。どれも検査で見つけられ、抗菌薬で治療できます。保健所では匿名・無料で受けられる検査があり、近くの検査は厚生労働省の性感染症検査・相談マップ(https://www.mhlw.go.jp/stikensa/)で探せます。心配なことがあれば、症状がなくても検査を受けておくと安心です。
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保健所では、HIV の検査を無料・匿名で受けられます。梅毒・クラミジア・淋菌の検査も一緒に受けられる保健所があります。調べられる項目や日程は保健所によって違い、一部有料のこともあります。近くの検査は、厚生労働省の性感染症検査・相談マップ(https://www.mhlw.go.jp/stikensa/)で探せます。おりものの変化や痛み・しこり・発疹など気になる症状があるときは、検査の時期を待たずに受診してください。婦人科(産婦人科)・泌尿器科・皮膚科・性病科などで診てもらえます。
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「排卵日の直前に性交すると男の子、数日前だと女の子」という説があります。けれど、これを確かめた研究では、性別を選べるほどの違いは見つかっていません。尿のホルモンで排卵日を確かめながら 221 人の女性を調べた研究では、男の子が生まれた周期と女の子が生まれた周期で、排卵に対する性交のタイミングに違いはありませんでした。研究者は、実際上、タイミングは赤ちゃんの性別に影響しないと結論しています。ほかの研究をまとめた報告では、小さな差は見られたものの、俗説とは逆の向きで、タイミングで性別を選べるほどの差ではないとされています。また、タイミングを性別のためにずらすと、妊娠しやすい日を外してしまうことがあります。妊娠を望んでいるなら、妊娠しやすい時期に 1〜2 日ごとの性交を続けるほうが近道です。
くわしい記事: 男の子・女の子の産み分けは、できるのでしょうか?
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排卵日だけに絞ると、かえって妊娠しやすい日を逃すことがあります。排卵日は、周期が規則的な人でも月によってずれるからです。周期の長さだけで排卵日を予測するアプリでは、当たるのは多くても 2 割ほどという報告があります。「今日しかない」と思うと、二人ともプレッシャーを感じやすくなります。日本生殖医学会は、タイミングをとる性交がプレッシャーになり、男性が勃起しにくくなったり、腟の中で射精できなくなったりする例があるとしています。排卵日の予測は、妊娠しやすい時期のめやすとして使うのがよいと思います。その前後の数日に、1〜2 日ごとの性交を続けるほうが、気持ちの面でも負担が少なくてすみます。
くわしい記事: 性交の回数やタイミングは、どのくらいがよいのでしょうか?
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多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と言われたら、妊娠できますか?
妊娠をめざすための治療があります。PCOS は排卵が起こりにくく、月経不順になりやすい状態です。妊娠を望むときは、排卵を助ける治療を行います。体重が多いことが原因の場合は、減量すると、排卵を助ける治療がうまくいきやすくなるとされています。治療の進め方は、医師と相談して決めます。
くわしい記事: 月経不順は、妊娠のしやすさに関係しますか?
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赤ちゃんの性別は、受精した精子が X と Y のどちらの染色体を持っているかで決まります。排卵日との関係で性交のタイミングを変えても、赤ちゃんの性別には関係しないことが研究でわかっています。食事や市販のゼリー、サプリメントで性別を選べるという確かな根拠も、まだ見つかっていません。日本では、受精卵の検査である着床前検査(PGT)を性別を選ぶために使うことは認められておらず、性染色体の結果も原則として伝えられません。
くわしい記事: 男の子・女の子の産み分けは、できるのでしょうか?
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低用量ピルは、女性ホルモンを含む飲み薬で、毎日 1 錠ずつ飲みます。排卵をおさえて、妊娠を防ぎます。月経痛や月経量、月経前症候群を改善させる作用もあります。医療機関で処方してもらいます。ピルは妊娠は防げても、性感染症は防げません。血管の中に血のかたまりができる血栓症が、少し起こりやすくなります。35 歳以上で 1 日 15 本以上たばこを吸う人は、ピルを使えません。やめるとすぐに、妊娠できる状態に戻ります。
くわしい記事: 避妊の方法には、どのようなものがありますか? 確実さはどのくらいですか?、低用量ピルとは、どのような薬ですか?
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いくつもの研究をまとめた報告では、凍結した卵子を使った人のうち、出産できたのは 3 割ほどでした。凍結したときに 35 歳以下だった人では 5 割ほど、40 歳以上では 2 割ほどで、凍結したときの年齢が若いほど出産につながりやすくなります。凍結した人のうち、実際に卵子を使ったのは 1 割ほどで、凍結卵子が使われることは多くないです。卵子凍結は将来の妊娠・出産を約束するものではないので、こうした数字も知ったうえで考えておくと安心です。
くわしい記事: 卵子凍結とは、どのようなものですか?
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凍結した卵子は、液体窒素の中で保管し、更新の手続きをしながら保存を続けます。日本生殖医学会の指針は、保存できる年数を決めていませんが、生殖できる年齢を過ぎたら、本人に知らせたうえで破棄できるとしています。多くの医療機関は、使うときの年齢の上限を 45〜50 歳ほどにしています。使わないと決めたときは、破棄の手続きが必要です。保管の費用や上限の年齢は医療機関で違うので、凍結する前に確かめておくと安心です。
くわしい記事: 卵子凍結とは、どのようなものですか?
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妊娠を考えていなくても、月経不順は治療したほうがよいですか?
長く月経が来ないときは、妊娠を考えていなくても受診しておくと安心です。原因によって、気をつけることが違うからです。PCOS では、子宮の内膜が厚くなりつづけ、子宮体がんなどのリスクが上がることがあります。実際にがんになる人は少ないものの、日本の診療ガイドラインは、今は妊娠を望まない PCOS の人に、少なくとも 3 か月に 1 回は薬で月経を起こすことをすすめています。やせで月経が止まっている場合は、骨が弱くなりやすく、体重や食事を整えることが中心になります。
くわしい記事: 月経不順は、妊娠のしやすさに関係しますか?
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梅毒は、時期によって症状が変わる病気です。感染から 1 か月前後(早いと 10 日ほど、遅いと 3 か月ほど)で、菌が入ったところにしこりやただれ(潰瘍)ができます。性器や口、肛門のまわりなどです。痛みがないことが多く、治療しなくても、しばらくすると消えます。感染から 1〜3 か月ほどで、手のひらや足の裏、体などに、うすい赤い発疹が出ることがあります。これも数週間で消えますが、病気はまだ続いています。その後は、症状のない時期が続きます。治療しないまま何年もたつと、心臓や血管、神経などに病気が起こることがあります。血液の検査で調べ、ペニシリン系の抗菌薬で治療します。
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妊娠中に梅毒にかかっていると、おなかの赤ちゃんにうつり、神経や骨などに異常が起こることがあります(先天梅毒)。早く見つけて治療すれば、赤ちゃんにうつる危険を下げられます。そのため妊婦健診では、妊娠初期に梅毒の検査を受けます。梅毒は血液の検査で調べ、抗菌薬で治療できます。一度治っても、また感染することがあります。妊娠を考えているときや心配なことがあるときは、症状がなくても検査を受けておくと安心です。保健所では、梅毒の検査を受けられるところがあります(https://www.mhlw.go.jp/stikensa/)。
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必ず妊娠するということではありません。WHO の資料では、月経周期のなかほどに一度、避妊をしないで性交した 100 人のうち、8 人ほどが妊娠するとされています。妊娠しやすいのは、排卵日と、その前の 5 日ほどを合わせた 6 日間です。避妊をしないで 1 年間続けると、100 人のうち 85 人が妊娠します。妊娠を望まないときは、72 時間以内に緊急避妊薬を飲む方法があり、早く飲むほど効果が高いとされています。
くわしい記事: 避妊に失敗したかもしれないとき、まず何をすればよいですか?、避妊の方法には、どのようなものがありますか? 確実さはどのくらいですか?
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避妊のためのピル(OC)と、治療のためのピル(LEP)は、何が違いますか?
目的が違います。OC は避妊のための薬です。LEP は月経困難症や子宮内膜症の痛みを治療する薬で、保険が使えます。ホルモンの量は同じくらいですが、LEP は避妊のためには使わないことになっています。飲み方は薬によって違い、21 錠飲んで 7 日休むものや、長く続けて飲むものがあります。
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何個あれば安心という決まった数はありません。海外の研究では、35 歳以下で凍結した人が、使った卵子が 8 個で 4 割ほど、15 個ほどで 8 割を超える人が出産しました。36 歳以上では、11 個を超えても 3 割台で止まりました。人数の少ない研究で、数字の幅は大きいです。東京都の調査では、1 回の採卵で凍結できる卵子は、30〜34 歳で平均 10 個ほど、35〜39 歳で 8 個ほどです。年齢が上がると、同じ数でも出産につながりにくくなります。
くわしい記事: 卵子凍結とは、どのようなものですか?
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病気の治療ではない卵子凍結は、保険の対象にならず自費です。都内の医療機関に聞いた 2023 年の調査では、総額は安いほうで 30〜40 万円ほど、高いほうでは 50 万円を超える施設が半分ほどでした。凍結する卵子の数でも変わり、保管にも毎年費用がかかります。凍結した卵子を使う治療も自費です。国のモデル事業では、都道府県を通して 1 人 1 回、20 万円まで助成を受けられることがあり、健康な人は 18 歳以上 36 歳未満・未婚が対象です。東京都は 18〜39 歳の都民に独自の助成をしています(https://www.fukushi.metro.tokyo.lg.jp/kodomo/shussan/ranshitouketsu)。
くわしい記事: 卵子凍結とは、どのようなものですか?
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淋菌感染症は、男性では症状がはっきり出やすい性感染症です。感染してから 2〜7 日ほどで、排尿のときの強い痛みと、尿道から黄色っぽいうみが出ます。女性では症状が軽く、気づかないまま過ぎることが多いとされています。症状が出るときは、おりものが増える、不正出血、下腹部の痛みなどです。クラミジアと同じように、治療しないままでいると卵管に炎症が広がり、不妊や子宮外妊娠の原因になることがあります。淋菌に感染している人の 20〜30% は、クラミジアにも同時に感染しているとされています。そのため、淋菌の検査では、クラミジアも一緒に調べます。
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避妊の方法としては、確実さが低いです。WHO の資料では、1 年間続けると、100 人のうち 20 人ほど、確実に膣外に射精したとしても 4 人ほどが妊娠したとされています。性感染症も防げません。避妊をしたいときは、ピルや子宮内避妊システム、コンドームなどを使うと安心です。避妊に失敗したかもしれないときは、72 時間以内に緊急避妊薬を飲む方法があります。