「排卵日の直前に性交すると男の子、数日前だと女の子」という説があります。けれど、これを確かめた研究では、性別を選べるほどの違いは見つかっていません。尿のホルモンで排卵日を確かめながら 221 人の女性を調べた研究では、男の子が生まれた周期と女の子が生まれた周期で、排卵に対する性交のタイミングに違いはありませんでした。研究者は、実際上、タイミングは赤ちゃんの性別に影響しないと結論しています。ほかの研究をまとめた報告では、小さな差は見られたものの、俗説とは逆の向きで、タイミングで性別を選べるほどの差ではないとされています。また、タイミングを性別のためにずらすと、妊娠しやすい日を外してしまうことがあります。妊娠を望んでいるなら、妊娠しやすい時期に 1〜2 日ごとの性交を続けるほうが近道です。
出どころ
- Timing of sexual intercourse in relation to ovulation. Effects on the probability of conception, survival of the pregnancy, and sex of the baby(1995、論文)
- Natural family planning and sex selection: fact or fiction?(1991、論文)
- Optimizing natural fertility: a committee opinion(2022、ガイドライン)