長く月経が来ないときは、妊娠を考えていなくても受診しておくと安心です。原因によって、気をつけることが違うからです。PCOS では、子宮の内膜が厚くなりつづけ、子宮体がんなどのリスクが上がることがあります。実際にがんになる人は少ないものの、日本の診療ガイドラインは、今は妊娠を望まない PCOS の人に、少なくとも 3 か月に 1 回は薬で月経を起こすことをすすめています。やせで月経が止まっている場合は、骨が弱くなりやすく、体重や食事を整えることが中心になります。
出どころ
- 産婦人科診療ガイドライン 婦人科外来編 2020、CQ312(p.120〜122)、CQ326(p.153)(日本産科婦人科学会・日本産婦人科医会、2020、ガイドライン)
- Recommendations from the 2023 International Evidence-based Guideline for the Assessment and Management of Polycystic Ovary Syndrome(2023、ガイドライン)