状況別のよくある質問
見つかりませんでした。言葉を変えるか、短くしてさがしてみてください。
-
カベルゴリンは、プロラクチンが出すぎるのを抑える飲み薬です。高プロラクチン血症の治療では、週 1 回寝る前に飲み、少ない量から始めて値を見ながら量を調整します。臨床試験では、8 割ほどの人で改善がみられました。吐き気や頭痛、めまいが出ることがあります。同じ薬は、産後に母乳を止めるときや、卵巣過剰刺激症候群(OHSS)の予防にも使われます。
くわしい記事: 高プロラクチン血症と言われました。どのような病気ですか?
-
がんと診断されたら、妊娠する力を残すことはいつ相談すればよいですか?
できるだけがんの治療が始まる前に、がんの主治医に「将来、子どもを望むかもしれない」と伝えてください。すでに治療が始まっていても、方法によっては行えることがあります。卵子や胚の凍結には 2 週間以上かかることがあるので、早めの相談が大切です。がんの主治医と生殖医療の担当医が情報を共有しながら進めます。行っている施設は、日本がん・生殖医療学会の妊孕性温存の実施施設一覧(https://www.j-sfp.org/network/)で探せます。
くわしい記事: がんの治療の前に、妊娠する力を残す方法はありますか?
-
がんの治療の前に卵子や精子を凍結しておけば、治療のあとに妊娠できますか?
凍結しても、将来の妊娠や出産を約束するものではありません。卵子や胚では、採ったときの年齢が若いほど、採れた卵子の数が多いほど、妊娠の見込みは高くなります。海外の研究をまとめた報告では、凍結したものを使って出産に至った人の割合は、胚の凍結で 41%、卵子の凍結で 32% でした。凍結したものを使うときは、がんの主治医に妊娠してよいかを確かめます。
くわしい記事: がんの治療の前に、妊娠する力を残す方法はありますか?
-
がんの治療の前に卵子や精子を凍結するとき、助成はありますか?
あります。国の「小児・AYA 世代のがん患者等の妊孕性温存療法研究促進事業」で、助成を受けられます。凍結するときに 43 歳未満の人が対象で、1 回あたりの上限は、胚の凍結 35 万円・卵子の凍結 20 万円・卵巣の組織の凍結 40 万円・精子の凍結 2 万 5 千円です。都道府県が指定した医療機関で受けることなど、ほかにも条件があります。通算 2 回までです。申請はお住まいの都道府県で行います。くわしくは厚生労働省のページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/gan/gan_byoin_00010.html)で確かめられます。
くわしい記事: がんの治療の前に、妊娠する力を残す方法はありますか?
-
精子は熱に弱いので、精巣を温めすぎないことが大切です。日本生殖医学会やこども家庭庁は、長い時間のサウナや熱いお風呂、ノートパソコンを膝の上にのせて使うこと、ぴったりした下着や長い時間の座り仕事を控えるようすすめています。サウナに週 2 回、3 か月入った小さな研究では、精子の数や動きが下がりましたが、やめて半年たつと元に戻りました。
くわしい記事: 精子の状態は、ふだんの生活で変わるのでしょうか?
-
プロラクチンは、母乳をつくる働きのあるホルモンです。妊娠や授乳をしていないのに多くなると排卵が抑えられ、月経が不規則になったり止まったり、妊娠しにくくなったりします。原因は、胃腸の薬や抗精神病薬などの副作用、下垂体の良性の腫瘍、甲状腺の働きが落ちていることなどです。睡眠や食事、ストレスでも上がるので、一度高かっただけでは決めず、何度か測ります。
くわしい記事: 高プロラクチン血症と言われました。どのような病気ですか?
-
高プロラクチン血症の薬を飲んでいて妊娠したら、どうすればよいですか?
妊娠がわかったら、多くの場合は薬をやめるので、治療を受けている医師に早めに伝えてください。下垂体の腫瘍がある人は、妊娠中に腫瘍が大きくなることがあります。強い頭痛や見え方の変化があれば、すぐに受診してください。カベルゴリンは母乳を止める働きがあるので、授乳中は通常飲みません。
くわしい記事: 高プロラクチン血症と言われました。どのような病気ですか?
-
排卵や採卵のあとから判定までは、妊娠している可能性がある時期です。この時期は、胃のバリウム検査や眠くなる薬を使う胃カメラ、おなかの CT は見合わせるか医師と相談して決めます。採卵のあとに卵巣過剰刺激症候群(OHSS)が起こると、腫れた卵巣がねじれることがあります。受精の前に卵巣が X 線を受けても、生まれる子どものがんや先天異常が増えるという根拠はありません。日程に迷うときは治療を受けている医療機関に相談し、健診では治療中であることを伝えておくと安心です。
くわしい記事: 不妊治療中や妊娠中に、健康診断や人間ドックを受けてもよいですか?
-
筋腫のできる場所によって違います。子宮の内側に出っぱる粘膜下筋腫は、着床の妨げになることがあります。子宮の壁の中にできる筋層内筋腫は、大きさや数によって影響が変わります。子宮の外側に出っぱる漿膜下筋腫は、妊娠のしやすさへの影響は少ないとされています。粘膜下筋腫は、取ると妊娠しやすくなるとされています。筋層内筋腫を取ると妊娠しやすくなるかは、試験をまとめた Cochrane のレビューでも、まだ確かではないとされています。手術をするかは、筋腫の場所や大きさ、年齢をふまえて医師と相談して決めます。
くわしい記事: 子宮筋腫とはどのような疾患ですか?
-
子宮筋腫は、子宮の筋肉にできる良性の腫瘍で、がんではありません。30 歳以上の女性の 3 割前後にみられるとされます。女性ホルモンの影響で大きくなり、閉経すると小さくなります。主な症状は、月経の量が多いこと、それによる貧血、腹部膨満感などです。小さくて症状がない人もいます。小さく症状がなければ、超音波で定期的に様子をみることが多いです。月経の量が多い、貧血、痛みが強いときは、治療を考えます。
くわしい記事: 子宮筋腫とはどのような疾患ですか?
-
手術のあとに避妊する期間は、決まったものがなく、3〜12 か月ほどと医療機関によって違います。手術を受けた医療機関の指示に従ってください。筋腫を取ったあとの妊娠では、まれに子宮が裂ける(子宮破裂)ことがあり、その割合は 1% 未満とされています。子宮の壁の深くまで手術したときは、これを避けるため、帝王切開になることが多いです。
くわしい記事: 子宮筋腫とはどのような疾患ですか?
-
精液に精子がいなくても、精巣の中では精子がつくられていることがあります。手術で精巣から精子を探してとり出し(精巣内精子採取術)、顕微授精に使う方法があります。通り道がふさがっているだけなら多くの場合とり出せますが、精子をつくる力が弱い場合は、見つかるのは 2〜5 割ほどです。
-
診察で触れてわかる程度の大きさがあり、精液の検査結果がよくない場合は、手術がすすめられています。複数の研究をまとめた解析では、手術で妊娠率が上がる可能性が示されています。出産に至る割合も上がる可能性がありますが、研究によって結果が分かれています。手術をするかどうかは、泌尿器科の医師と相談して決めます。
くわしい記事: 男性不妊には、どのような原因と検査・治療がありますか?
-
抗酸化物質などのサプリメントで、妊娠しやすくなるかは、はっきりしていません。90 の試験をまとめたレビューでも、出生率を調べた試験は少なく、出生率が上がるという根拠は確かなものではありませんでした。不妊治療中の男性 2,370 人を対象にした大きな試験では、葉酸と亜鉛を 6 か月飲んでも、出生率も精液の状態もよくならず、精子の DNA の傷はわずかに増えていました。サプリメントにお金をかけるより、たばこや体重など、精子との関係が知られていることを先に見直すのがよいと思います。
-
精子は、精巣の中で毎日つくられていますが、1 つの精子ができあがるまでには時間がかかります。日本がん・生殖医療学会は、約 74 日かかると考えられてきたこと、人によって 42〜76 日ほどの開きがあることを紹介しています。そのため、今日の生活を変えても、精液に表れるのは 2〜3 か月ほどあとです。すぐに結果が出なくても、続けることに意味があります。不妊に悩むカップルのおよそ半分は、男性の側にも原因があるとされています。「自分にできることはあるのかな」と思うのは、とても自然なことです。
くわしい記事: 精子の状態は、ふだんの生活で変わるのでしょうか?
-
禁煙がすすめられています。太りすぎや、精巣を温めすぎることも控えるとよいとされていますが、はっきりした効果が確かめられているものは多くありません。サプリメントや漢方薬も、効果が示されたものは少ないとされています。気になることがあれば、まず精液検査を受けて、原因を調べておくと安心です。
-
妊娠に気づかずに X 線の検査を受けてしまいました。赤ちゃんに影響はありますか?
知らずに受けていたら、どきっとしますよね。流産や先天異常などの影響が出るのは、おおむね 100 mGy 以上を受けたときとされています。胸の X 線は 0.01 mGy 未満、胃のバリウム検査も平均で 1 mGy ほど、多くても 6 mGy ほどです。100 mGy 未満の放射線は、妊娠をあきらめる理由にはならないとされています。心配なときは、受けた検査の内容を伝えて主治医に相談してください。
くわしい記事: 不妊治療中や妊娠中に、健康診断や人間ドックを受けてもよいですか?
-
妊娠を望んでいるとき、男性ホルモンの薬を使ってもよいですか?
使わないことが大切です。米国泌尿器科学会と米国生殖医学会は、妊娠を望む男性には男性ホルモン(テストステロン)を処方しないようにすすめています。外から補うと、脳が精子づくりの指令を弱めて、精子が少なくなったり、いなくなったりすることがあります。もとに戻るまで数か月以上かかり、まれに戻りきらないこともあります。処方されている場合は、妊娠を望んでいることを主治医に伝えて相談しておくと安心です。
くわしい記事: 男性不妊には、どのような原因と検査・治療がありますか?
-
超音波、血液の検査、子宮頸がん検診は、妊娠中も受けられます。これらは妊婦健診に入っているので、人間ドックと重なる項目は妊婦健診で受けられます。MRI は造影剤を使わなければ、胎児に害があるという報告はありません。胃のバリウム検査は、妊娠中は受けない対象とされています。眠くなる薬を使う胃カメラも、妊娠中はできれば延ばすとされています。受ける前に、妊娠していることを伝えておくと安心です。
くわしい記事: 不妊治療中や妊娠中に、健康診断や人間ドックを受けてもよいですか?