不妊の検査のよくある質問
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女性が 35 歳以上なら、避妊をやめて半年たっても妊娠しないときに、検査を考えるのがめやすです。年齢とともに妊娠しやすさが下がっていくためです。この考え方は米国生殖医学会が示していて、日本生殖医学会も紹介しています。月経の乱れなど気になることがあれば、半年を待たずに相談してください。
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AMH が高いと、体外受精を行う際の採卵で多くの卵子がとれそうだと見込めます。ただ、高すぎるときは、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)という、排卵が起こりにくい状態が関係していることがあります。また、薬で卵巣にはたらきかけたときに反応が強く出すぎることがあるので、薬の量を控えめにするなどの工夫をします。高いから安心、とは言い切れないので、年齢や排卵の状態と合わせて、医師と相談してください。
くわしい記事: AMH とは何を測っているのでしょうか?
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値が低いと、自然に妊娠するのはむずかしいのかな、と心配になりますよね。でも、AMH は卵子の「数」のめやすで、自然に妊娠できるかどうかを直接示す値ではありません。不妊の診断を受けていない 30 代から 40 代前半の女性を追った研究では、AMH が低い人と正常な人とで、その後に妊娠する割合に差はみられませんでした。妊娠のしやすさには年齢やほかのことも関わるので、AMH の値だけで決まることはありません。
くわしい記事: AMH とは何を測っているのでしょうか?
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いいえ、体外受精しか選べないということではありません。AMH は卵巣に残る卵子の「数」のめやすで、治療法を一つに決める値ではありません。治療は、年齢、月経の周期、ほかのホルモン検査、精液検査、卵管の検査などを合わせて考えます。AMH が低くても、タイミング法や人工授精を選ぶことはあります。AMH は「どのくらい急ぐか」「体外受精なら、採卵でどのくらい見込めるか」を考えるための材料のひとつです。
くわしい記事: AMH とは何を測っているのでしょうか?
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「閉経が近いのでは」と心配になりますよね。でも、AMH が低いことと、閉経が近いことは同じことを意味していません。AMH は年齢とともに下がりますが、閉経の時期を AMH の値で正確に予測することはできないとされています。ただ、AMH がとても低いときは、40 歳未満で卵巣の働きが低下する「早発卵巣不全」に早く気づく手がかりの一つになります。診断は AMH だけで決めるものではなく、月経の様子やほかのホルモン検査(FSH など)と合わせて行います。AMH が低くても、月経が規則的に来ていれば、排卵は続いています。心配なときは、月経の周期の変化と合わせて、医師に相談してください。
くわしい記事: AMH とは何を測っているのでしょうか?
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AMH が示すのは卵子の「数」のめやすで、「質」とは別のものです。卵子の質に深く関わっているのは、おもに年齢です。AMH が低くても、年齢が若ければ、一つひとつの卵子が受精して育つ力は保たれていることが多いです。反対に AMH が高くても、年齢が上がれば質は下がっていきます。数と質は、分けて考えるのがよいです。
くわしい記事: AMH とは何を測っているのでしょうか?
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値が低いと聞くと、不安になりますよね。まず知っておいてほしいのは、AMH が示すのが卵子の「数」のめやすだということです。卵子の「質」や、自然に妊娠できるかどうかとは別のものです。そのうえで、年齢とほかの検査の結果をあわせて、担当の医師と一緒にこれからのことを考えていきましょう。
くわしい記事: AMH とは何を測っているのでしょうか?
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AMH(抗ミュラー管ホルモン、Anti-Müllerian hormone)は、育ちはじめの小さな卵胞から出るホルモンです。卵巣にどのくらい卵子が残っているか、その「数」のめやすがわかる血液検査です。体外受精で薬を使って卵巣にはたらきかけるとき、採卵でどのくらい卵子がとれそうかを見積もるのに使います。卵子の「質」や、自然に妊娠できるかどうかまでは、この値だけではわかりません。
くわしい記事: AMH とは何を測っているのでしょうか?
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AMH は月経周期のいつ測りますか。ピルを飲んでいても測れますか?
AMH は月経周期のなかで大きく変わらないので、いつでも測れます。ただ、ピルなどのホルモン剤を使っていると、実際より低めに出ることがあります。検査を受けるときは、使っている薬を忘れずに伝えてください。医師が薬のことも踏まえて値を読むので、低めに出た数字だけで判断することはありません。
くわしい記事: AMH とは何を測っているのでしょうか?
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はい、AMH は年齢とともに下がっていきます。ただ、同じ年齢でも値の幅はとても大きく、年齢のわりに高い人も低い人もいます。結果は「同じ年齢の人と比べて、どのあたりにいるか」のめやすとして受け取れば十分です。数字ひとつで、この先のことが決まるわけではありません。年齢ごとのめやすの読み方は、検査を受けた施設で聞いてみると安心です。
くわしい記事: AMH とは何を測っているのでしょうか?
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少しでも上げたい、と思うのは自然な気持ちですよね。ただ、AMH は卵巣に残っている卵子の数を映す値なので、残っている数そのものを増やす方法は、今のところ確かめられていません。値を上げることを目標にするより、いまの数と年齢をもとに、いつ、どの治療を選ぶかを考えるほうが、妊娠につながります。特定の食品やサプリメントで AMH が上がるという確かな根拠はありません。気になるときは、担当の医師に相談してください。
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パートナーの AMH が低いと言われました。自分にできることはありますか?
まず、AMH は卵子の「数」のめやすで、妊娠できるかどうかや卵子の質を決める値ではないことを、一緒に知っておいてもらえると心強いです。値が低いと聞くと、あせったり、自分を責めてしまったりすることがあります。そんなときは「二人でこれからの時間の見通しを立てるための情報」として受け止めると、話し合いがしやすくなります。妊娠のしやすさには、精液の状態など男性側のことも大きく関わります。精液検査も含めて、検査は二人で受けるもの、と考えておくとよいと思います。
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妊娠しやすくなる可能性もあるとされています。なぜそうなるのかは、まだはっきりしていません。オランダの研究では、水性より油性の造影剤を使った人のほうが検査後 6 か月の妊娠の割合が高くなりましたが、どのような人でとくに効果があるのかは、まだわかっていません。
くわしい記事: 子宮卵管造影検査では、何がわかりますか?
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月経が終わってから排卵までの時期に受けます。妊娠している可能性がない時期に、子宮の内膜が厚くなる前に行うためです。月経周期の 6〜10 日目ごろがめやすとされています。
くわしい記事: 子宮卵管造影検査では、何がわかりますか?
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造影剤を流すときに、痛みを感じることがあります。痛み止めを使うこともあります。まれに、検査のあとに感染が起こることがあります。
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妊娠できないということではありません。WHO の基準値は、1 年以内に自然に妊娠したカップルの男性のうち、下から 5% にあたる値です。WHO も、この値は妊娠できる人とできない人の境目ではないとしています。結果は女性側の検査の結果や年齢とあわせて考えるので、医師と相談してください。
くわしい記事: 精液検査の結果は、どのように見ればよいですか?
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2〜7 日ほど控えます。精液は、マスターベーションで清潔な容器に採ります。医療機関の採精室で採るほうが正確な結果が出やすいとされています。自宅で採るときは、容器を体に近づけて温度を保ち、できれば採ってから 30 分以内、遅くとも 50 分以内に届けます。ふつうのコンドームや潤滑剤は使いません。
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精液の状態は日によって大きく変わることがあるので、少なくとも 2 回以上の結果で判断することがすすめられています。日を改めて調べると、異常がないこともあります。熱が出る病気をしたあとや、射精を控えた日数、飲んでいる薬などでも結果が変わるので、思いあたることがあれば検査のときに伝えておくと安心です。
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妊娠を目指すうえで、基礎体温は必ずつけなければいけないものではありません。基礎体温は、排卵があったかを後から確かめるのに向いていて、その月の排卵日を前もって知ることはできません。排卵日を気にしすぎることが、ストレスになることもあるとされています。周期が規則的なら、排卵のころをふくめて、2 日に 1 回ほど性交を続けることで、妊娠しやすい時期を逃しにくくなります。月経が不規則なときや、受診のときに周期の様子を伝えたいときは、つけておくと役に立ちます。
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なかなか妊娠しないカップルは、10 組に 1 組とも、5 組に 1 組ともいわれています。世界保健機関(WHO)は、およそ 6 人に 1 人が一生のうちのどこかで不妊を経験すると推計しています。日本の調査でも、不妊の検査や治療を受けたことがある夫婦は 4.4 組に 1 組と報告されています。不妊は、めずらしいことではありません。
くわしい記事: 不妊症とはなんですか? どのような原因がありますか?
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はい。不妊に悩むカップルのおよそ半数では、男性側にも原因があるとされています。男性は、精液の量や精子の数・動きを調べる精液検査を受けます。精液の状態は体調によって変わるので、2 回以上調べて判断することがすすめられています。精液検査は不妊治療をしている医療機関で受けられますが、一般の泌尿器科ではしていないところもあるので、事前に確かめておくと安心です。女性の検査と同じ時期に受けておくと、原因を早く見つけやすくなります。
くわしい記事: 不妊症とはなんですか? どのような原因がありますか?、男性不妊には、どのような原因と検査・治療がありますか?、精液検査の結果は、どのように見ればよいですか?
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受診先を探すときは、まずはお住まいの近くの産婦人科に相談してください。妊娠を望んで 1 年たっても妊娠しないとき、女性が 35 歳以上なら半年たっても妊娠しないときが、検査を考えるめやすです。日本生殖医学会は、30 歳を過ぎて妊娠を望んでいる場合について、1 年を待たずに今の取り組み方でよいかを医療機関で確かめるのもよい、としています。 次のようなときは、期間を待たずに相談してください。月経の周期が大きく乱れている、または月経が来ない。月経痛が強い、月経の量が多い。子宮内膜症や子宮筋腫などを指摘されたことがある。クラミジアなどの性感染症や骨盤腹膜炎にかかったことがある。性交や射精がうまくいかない、など。
くわしい記事: 不妊症とはなんですか? どのような原因がありますか?
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原因は女性側にも男性側にもあり、なかでも「排卵」「卵管」「男性側」の 3 つが多いとされています。女性側では、排卵がうまく起きない、卵管がつまっている、子宮の内側にせり出す子宮筋腫などで着床しにくいといった原因があります。男性側では、精子の数が少ない・動きが悪い、勃起や射精がうまくいかない、精子の通り道がふさがっているといった原因があります。いくつかが重なることも、検査をしてもはっきりしないこともあります。検査は二人で受けるものだと考えておくとよいと思います。
くわしい記事: 不妊症とはなんですか? どのような原因がありますか?
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日本産科婦人科学会は、妊娠を望んで避妊をせずに性交をしていても、1 年たっても妊娠しない場合を不妊症としています。ただ、卵管がつまっているなど、治療をしないと妊娠がむずかしい状態があれば、期間にかかわらず不妊症にあたります。なお、女性が 35 歳以上なら半年で検査を考えるという考え方もあり、米国生殖医学会が示していて、日本生殖医学会も紹介しています。
くわしい記事: 不妊症とはなんですか? どのような原因がありますか?
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検査でつまっていると出ても、実際には通っていることがあります。軽い異常なら、手術のあとに自然な妊娠が望める場合もあります。両方の卵管が本当につまっていると自然な妊娠はむずかしくなりますが、卵管を通らずに受精卵を子宮に戻す体外受精という方法があります。
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