注入のあとに、下腹部の痛みや不快感、わずかな出血が起こることがありますが、多くは自然におさまります。感染やアレルギーは、ごくまれとされています。海外の 36 万周期あまりを調べたまとめでは、人工授精のあとの骨盤内の感染は、1,000 周期あたり 0.16 件でした。排卵を助ける薬を一緒に使うと、ふたご以上の妊娠(多胎妊娠)や、卵巣が腫れる卵巣過剰刺激症候群が起こりやすくなります。日本生殖医学会は、まれに感染が起きても、適切に対応すればほとんどの場合は改善するとしています。熱が出たり、おなかの痛みが強くなったりしたときは、治療を受けている医療機関に連絡してください。
出どころ
- 生殖医療 Q&A 2025(Q8 一般不妊治療、Q10 人工授精)(2025、公的資料)
- Pelvic infection after intrauterine insemination: a systematic review(2018、論文)