多くの薬は、心配しすぎなくてよいとされています。薬がどのくらい影響しうるかは、飲んだ時期によって違います。受精から 2 週間ほど(妊娠 3 週の終わりまで)は、ごく一部の薬を除いて、先天異常は増えないとされています。妊娠 4〜7 週ごろは、赤ちゃんの大切な器官がつくられる時期で、薬の影響をもっとも受けやすい時期です。ただ、先天異常を起こすことがはっきりしている薬は多くありません。薬を飲んでいなくても、生まれつきの形の異常は 100 人に 3 人ほど(2〜5%)の赤ちゃんにみられます。気づかずに飲んでしまったときは、飲んだ薬の名前と時期をメモして、医師か薬剤師に相談してください。
出どころ
- 研修ノート No.112「(2)妊娠と薬」(2024、ガイドライン)
- 産婦人科診療ガイドライン産科編 2020(CQ101、CQ102、CQ104-1、CQ105)(2020、ガイドライン)