妊娠の初期には、少量の出血や軽い腹痛がしばしばあり、流産でなくても出血は起こります。初期に出血する人は 4 人に 1 人ほどいます。出血があっても、超音波で赤ちゃんの心臓の動きが見えていれば、その後に流産するのは 10 人に 1 人ほどで、多くはそのまま続きます。妊娠の約 15% は流産に終わるとされ、40 歳を過ぎると 40% 以上とされています。流産の多くは受精卵の染色体の異常による偶然のできごとで、陽性が出たあとの過ごし方のせいではありません。月経のような多めの出血や強い腹痛があるときは、子宮外妊娠のこともあるので、夜間や休日でも産婦人科に相談してください。
出どころ
- 流産・切迫流産(2025、公的資料)
- 研修ノート No.99「流産のすべて」1.生化学的妊娠の扱い方(2017、ガイドライン)
- First Trimester Bleeding: Evaluation and Management(2019、論文)
- 医療事故の再発防止に向けた警鐘レポート No.3「異所性妊娠に伴う卵管破裂による死亡」(2025、公的資料)