体外受精では、移植する胚の数で多胎の起こりやすさが変わります。日本産科婦人科学会は 2008 年から、移植する胚は原則として 1 つとする見解を示していました(2026 年 6 月に運用を終えています)。1 つだけ移植することは広く定着していて、2023 年の成績では、体外受精の妊娠のうち多胎は 3.77% でした。排卵を助ける薬(とくに注射)を使ったタイミング法や人工授精では、複数の卵子が育って多胎になることがあります。多胎の妊娠は、早産などのリスクが高くなるので、健診をより丁寧に受けます。
出どころ
- 生殖補助医療における多胎妊娠防止に関する見解(2023、公的資料)
- 2023 年 体外受精・胚移植等の臨床実施成績(2025、公的資料)
- 生殖医療 Q&A 2025(Q9 排卵障害の治療、Q11 体外受精、Q12 胚移植、Q21 高年齢での妊娠、Q23 女性の加齢と流産)(2025、公的資料)